「桃花会」に入会して、「かな・詩」作品に落款印が必要になりました。
みなさんの作品を見ていると雅号がまだない方も多いので、下の名前の上一文字の印を押していました。
印ですので、どこで作るかで仕上がりも違ってくると思いましたが、ネットでいろいろと検索しても、よくわかりませんでした。
どこで注文したらよいか迷っていたところ、いつも書道用品を注文している「書遊Online」を検索しましてみました。
書遊Onlineで依頼するプロの篆刻落款印サービス
「書遊Online」のホームページを見ると、
有名作家さんを指定できるものと、お手頃価格のフリー作家さんのものがありました。
1. 書道業界の第一線で活躍する篆刻家のオリジナル落款印
2. 篆刻経験豊かなフリー作家による落款印
特にこだわりがあるわけではないので、今回はフリー作家さんのものを注文しました。
フリー作家さんでも信頼できる書遊さん厳選の作家さんなので安心して注文することができました。
フリー作家 青田石/印箱付き 0.6mm~0.7mm 3850円
納期 30~40日前後
送料 500円(税込)
落款印が届きました

フリー作家さんの落款印が無事届きました。
0.6mmの仕上がりでした。
とても丁寧に仕上げてあり、早速作品に押してみるとイメージ通りでとても満足しています。
初めての印にしては値段、仕上がりともに十分かと思います。
作品も赤が入ると引き締まってみえます。
これから作品に押印するのが楽しみです。
印泥
印泥は以前から使用している「上海西冷印社」のもの。


おそらく種類は「美麗」だったかと思います。
「美麗」は赤みが強い紅色が特徴です。
作品に強い紅色が入ると引き締まってとても美しい。
基本的な原材料は、
(1)珠砂(硫化水銀)
(2)油脂(ヒマシ油)
(3)繊維(モグサ)
それに補助材料となる顔料、添加剤を加えて手作業で調合します。
買ったばかりの印泥は、表面が平らに整えてあるので、付属のへらで、よくかき混ぜて、 中央が山になるようにします。
説明では混ぜるようありますが、混ぜないで平らなまま使用する方もいるようです。
押印するときは印面に印肉がまんべんなく付くようにトントンとたたくようにします。
印泥を使ったあとはティッシュなどでふき取っています。
私は、使用後には薄いガーゼを表面にのせて乾燥しないようにしてフタをしています。
湿気が少なく、陽の当たらないところに保管してください。
私は大丈夫ですが、長い間使わないと油と朱が分離することがあるそうです。
時々かき混ぜると良いようです。