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NFD3級受験しました


2018年、NFDフラワーデザイナー資格検定試験3級、受験してきました(本部主催)。



花束とブーケは時間ぎりぎりで仕上げました。

この2テーマを60分で納得いく形に仕上げるのは難関です。


本部校での受験は、おおまかな花材は事前に発表があります。

しかし、当日入荷できずに変更になったり、花材の状態がよくなかったりと、臨機応変に対応することが求められます。

今回も事前発表でクッション材がミリオグラタスのみでした。

練習でいつも使用するピットスポラムは入荷するのか気がかりでしたが、あまり状態のいいものではありませんでしたが、当日準備してくださり助かりました。


ミリオグラタスは主にブーケに、ピトスポラムは花束とブーケに使用しました。

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学科試験



『新NFD学科問題集』2018改定版の中から出題されます。

マークシート方式。

問題集の中から同じ問題が出題されました。


実技準備



実技試験の前に、すべての花材のチェックがあります。

傷んだ花などがあるのでこの時に申し出て交換してもらいましょう。


基本的に、アレンジメント、花束、ブーケの花材は新聞紙にひとまとめにしてバケツに入れてありますので、自分で試験ごとの花材を考えて分けなければいけません。

(今回の3級はアレンジメント試験の花材のみ別束になっていました)


試験が始まると分けている時間もないので、この花材のチェックの時におおまかに分けながら進めていくのがいいかもしれません。

(これ以降、試験中しか花材は触れません)


ただ、試験が始まる直前は机の上を何もない状態にしなければいけないので、バケツに戻す際分けたものが混ざらないよう、小バケツを持参するなど工夫が必要です。


アレンジメント(50分)



テーマ / 共同形態


少し時間に余裕をもって仕上げることができました。


使用花材 / ナデシコ、アゲラタム、マトリカリア、センニチコウ、アイビー、コケ

花束(60分)



花束は5分前に結束しましたが、もう少し花束の形を整える時間が欲しかったです。


練習の時から、たくさん本数を入れてしまい、窮屈な花束に仕上げてしまう癖がありました。

試験では本数を減らしてふんわり仕上げるように心がけました。時間の短縮にもなります。


花材はかなり多めに用意されているので、予めおおまかな本数を把握しておくといいかもしれません。


花束用花器はクリアマルケ(透明ガラス)、マルケ(茶色)を使用している方が多かったです。

使用花材/スプレーカーネーション、スプレーデルフィニュウム、ヒメアスター、ヒペリカム、ピトスポラム、レザーファン

ブーケ(60分)



最初にワイヤー掛けしたレモンリーフを底辺にぐるりと一周挿し、レモンリーフでバック処理しました。

リボンは水にぬれると減点になると聞いていたので、終了15分前から始めました。


私の場合、練習の時から

底辺レモンリーフ+バック処理レモンリーフ+リボン

で25分かかるので、残り35分で仕上げるための時間配分を考えました。


幸い、今回のアレンジメントテーマが「共同形態」のため、ブーケにうまく使うことができたのがラッキーでした。


短く切ってあるナデシコ、千日紅、マトリカリアなどそのまま使うことができたのでかなりの時間短縮になりました。

使用花材/スプレーバラ、スプレーデルフィニュウム、ヒメアスター、マトリカリア、ナデシコ、ミリオグラタス、ピトスポラム、レモンリーフ

スケジュール

受付    9時30分
(学科受験者)


学科試験  9時45分~10時30分


受付    10時20分
(1、2級実技のみ受験者)


準備    10時30分~11時


実技試験① 11時~11時50分
アレンジメント(50分) 


審査・お昼休憩


準備    12時50分~13時10分


実技試験② 13時10分~14時10分
花束(60分)


審査


準備    14時10分~14時30分


実技試験③ 14時30分~15時30分
ブーケ(60分)     


審査・片付け


終了予定   16時30分

出題テーマ/支給資材



アレンジメント/共同形態/水盤フォーム φ234×27mm・コケ


花束/丸い花束/ ―


ブーケ/モダン-装飾的ブーケ/ブーケホルダー

主な支給花材(事前発表されたもの)



事前に発表される花材は一部です。下記以外にも支給されます。

ただし、花材については入荷状況により当日異なる場合もあります。

ナデシコ、アゲラタム、マトリカリア、アイビー、スプレーカーネーション、スプレーバラ、スプレーデルフィニュウム、ヒメアスター、ヒペリカム、ミリオグラタス、レザーファン、レモンリーフ、他

当日追加されていた花材



センニチコウ(アレンジメントの束)、ピットスポラム

携行品・他

・受験票
・鉛筆、消しゴム
・アレンジメント用花器
・花束用花器(バケツ不可)
・ブーケスタンド
・麻ひも
・リボン(グリーン)
・テーマに応じた必要な資材(フローラルテープ、ワイヤ(裸ワイヤのみ)
・両面テープ、FD用接着剤等
・ハサミ、ナイフ
・机用・床用養生シート
・ごみ袋、雑巾
・吸水フォームカット用道具
・小花用バケツ
・布製ガムテープ(紙製不可)またはマスキングテープ
・その他製作に必要な道具類



※昼食(時間が限られていますので必ずお持ちくださいとのこと)

※アレンジメントは審査終了後、花材・花器を使いまわすことができます。

※基本、椅子は使用不可(申し出のあった方のみ可)

※試験中、時計などのアラームは鳴らさないように最初に注意がありました。

時間を正確に計測したかったのでタイマーを持参しましたが、カウントダウン方式だと音を鳴らしてしまう可能性があるので、カウントアップ方式のタイマーを持参しました。