

ポイント
・並行であること
・自然な感じの植生感
・リズム感のある高低差
3級「並行ー装飾的」に比べると、茎の曲がったものがあるので完全な平行にはなりにくい。
足元を平行にすることだけにこだわると上部が斜めになるので、茎の向きや角度を変えながら全体として最もまっすぐ見えるところを探す。
「葉」があるので多少の並行のゆがみはカバーできる。
プロポーション
作品の幅:高さ=3:5~3:8
器の幅が約27センチなので
高さは約45センチ~72センチまでが許容範囲。
テキストのように長さのある花材の時は3:8も可能ですが、今回の花材では高さ50センチがマックスでした。
※ 幅:高さの比率は試験で与えられた花材をみて判断します。
グループごとに高さ(マックス)は若干の差をつけています
主(50センチ)>対抗(47センチ)>寄り添う(45センチ)
スポンジに花を挿す位置は
「主」が器の真ん中にこない
「対抗する」が「寄り添う」と横並びにならない
「対抗する」が最も前方にくる不等辺三角形
各グループで最も高さのある花は・・・
「主」「対抗」・・・外側
「寄り添う」・・・真ん中
その他
・コケは最初に器のフチ回り1センチ程入れておく。
・足元の「葉」が足りないところは、プチアスターやマトリカリアの葉を足してカバーしています。
・奥行を出すため、各グループの一番後方には低い花を入れる
・プチアスター・・・
うまく段付けされている花が3輪ついているものはそのまま使用してもよい(リズム感のある高低差になる)
・スプレーデルフィニューム・・・
枝分かれしているが、中心から大きくはみ出したものは切る。花が咲いている茎が2本枝分かれしているときはなるべく一枝で使用した方がまとまる。
花材
スプレーデルフィニューム、プチアスター、マトリカリア、コケ