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非対称形のブーケ①

NFD2級非対称形のブーケ①
2級 非対称形のブーケ①
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手順


1、最低部の葉をいれる


ビバーナムの葉(通常はレモンリーフ)をワイヤ(#24)がけする

大きさはそのまま使用し、30度・4方向にやや大きめの葉を使うと目印になる

間は小さめの葉で埋める

バック処理をする(あとからでもよい)



2、ミスカンサスをいれる


長さの部分⑧に2本。
長短をつけてワイヤ(#24)で2本まとめて突き刺してワイヤリング

長さの部分⑤に1本(ワイヤなし)、

長さの部分③に1本(ワイヤなし)、

トップに2本(ワイヤなし)入れる
(トップはあとでもよい)

※ミスカンサスの長さは、はみ出てもよいがその場合は大きくはみ出る方がよい



3、30度・4方向にスプレーデルフィニュームをいれる


ワイヤ#24でインサーションして根元を曲げる

⑧に3本 (中心1本を入れたら両側を挟むように・・・空間が空いたところを埋めるように)

⑤に2本、③に1本、①に2~3輪



4、トップにスプレーデルフィニュームをいれる



5、30度・4方向にいれたスプレーデルフィニュームの上に、高さ・厚みを持たせるようにスプレーバラ、リキュウソウをいれる



6、最低部の葉(ビバーナムの葉)のワイヤを隠すようにピットスポラムをぐるりと一周いれる


スプレーバラを入れつつ、スポンジ全体をカバーするようにピットスポラムを短くいれる



7、スプレーバラのFP(フォーカルポイント)はど真ん中ではなく、少し⑤の方に寄せる

トップ付近、FP、底辺部のスプレーバラ3輪(ピンク)を正面から見たとき「くの字」になる

※底辺部のスプレーバラは下げ気味にする



8、ヒペリカムを低く入れ、その上に軽いつぼみ(スプレーデルフィニュームやマトリカリア等)をかぶせるようにいれる


ブーケホルダーの中心部分の花と、4方向のスプレーデルフィニューム間はつぼみで軽やかにつなぐ

※終了時間15分前にリボンを巻く



長さについて


8:5:3(2):1の比率

ブーケホルダーのフチからの長さの目安です(中心からではありません)

下記長さに、挿し口 1センチ程プラスしてお花をカットします


8   →32センチ
5   →20センチ
3(2) →12(8)センチ
1   →4センチ



上記は目安ですが
8→32センチだけは忠実に守ります。

あとは少しオーバーしても可、全体のバランスを見て。

作品全体の幅は約50センチを目安にしています


ポイント



★中心部分は、花の入れ過ぎに注意

ヒペリカムを低くいれ、上に小花をふんわりいれるだけでよい(アップダウンを出す)

ピットスポラムでスポンジをしっかりカバーできていれば入れ過ぎにならない


★フォーカルポイントが中心からずれていること


★非対称になっていること


★角度が30度になっていること


花材

スプレーデルフィニューム、スプレーバラ2種、ヒペリカム、マトリカリア、リキュウソウ、ミスカンサス、ビバーナムの葉