1級出題テーマの中で、一番難易度が高いテーマと思われます。


ポイント
テキストには「交差」と「空間」のワードが多数でてきます。
交差
・意図的に「交差」を見せようと意識する。
→表面や、アウトラインなどよく見えるところで交差を見せる。
・すべての花を「交差」する必要はない。
・やわらかな動きの花でないと、「交差」や「ゆるやかさ」は出ないので、その花は見せ場にとっておく。
・ウンリュウ柳のような曲がりのあるものは、交わる箇所も多いのでたくさん「交差」をつくれる
空間
・「ゆるやかなアウトライン」とは・・・
前後や凸凹をつくりながら花を入れ、空間をつくりアウトラインをとる。
・段付けしないと、隣の花と重なり合うので必ず必要。
その他
・なるべく大きな花は使わないほうが良い
(今回のスカビオサは大きすぎるので使いにくい)
・葉は全部取るとスカスカになってしまうので、花を活かす程度に間引く。
・二等辺三角形の二等辺部分はインカーブ気味に仕上げる(膨らみすぎない)
キャラクターをいかす
テーマ「新古典的」で大切なことは、
花の個性をしっかり見抜く力を養う。
花の曲がりなどの動きをみて作品に使う。
プロポーション
作品の幅:高さ=5:8 なので
作品の幅 40センチ
高さ 64センチ
に仕上げました
2回目



2回目は40分で仕上げました。
スプレーデルフィニュームの青色がきつい印象だったので、今回はトップの一か所のみ使用しました。
(今回コケでスポンジのカバーはしていません)
おおまかな手順は 1級 新古典的① を参照
花材
スプレーデルフィニューム、スカビオサ、ブルーレースフラワー、トルコキキョウ、スプレーカーネーション2種、ラナンキュラス、リューココリーネ、グリーンベル、ニゲラ、ウンリュウ柳、ミスカンサス