
ポイント
・ゆるやかなアウトラインである
→厳密ではない、凸凹している。
(3級トライアンギュラーのようにはっきりとしたアウトラインにしない)
・花にアップダウンをつける
・「交差と空間」がキーポイント
・植物素材のキャラクターを生かす
→植物の個性を見抜いてそれを生かして表現する
・一番高い花(スプレーデルフィニューム)はテイクバックしない(テキスト、側面図参照)
・花の色合いに注意
→同じ花、同じ色が並ばないよう、ちょうどよい距離感で配置する
・側面アウトラインや前面アウトラインなど大きな動きができるところで交差をつくる
→下の方で小さく交差を作っても直線的に見えてしまう
・与えられた花材の全体量を把握して、多い花、色などは最初から使っていく。
→今回はスプレーカーネーションとスカビオサが多かったので早めに入れて重ならないよう気を付けました
手順は
1、最初にトップのスプレーデルフィニュームを入れ、次にウンリュウ柳。
2、メインになる花を目立つところに使いたいので、前面部分にポイントになる花を先に使っておく。
3、だんだん挿すところがなくなって手が中まで入らなくなるので、先に段付けの短い花をまんべんなく入れておくとよい。
(今回はスプレーカーネーション、段付けする花は色が濃い方が段付けがはっきりとわかるのでよい)
4、この後は上から順にではなく、全体的にまんべんなくいれていく方がうまくいく。
(トップの花の後ろにも花を入れて奥行を出す)
5、ミスカンサスをいれる
6、コケや葉でスポンジをカバーする
プロポーション
作品の幅:高さ=5:8
なので
作品の幅 =40センチ
作品の高さ=64センチ
前面底辺の花は器のフチから10センチ出ています
スポンジを裏返してやり直しました ↓


花材
スプレーデルフィニューム、ガーベラ、スカビオサ、アスチルベ、スプレーカーネーション、ベロニカ、シレネ、マトリカリア、センニチコウ、ボルジューム、セージ、ウンリュウ柳、ミスカンサス